若手サラリーマンのカリスマ
千田琢哉が教える「チャンスの掴み方」
【チャンスを掴む企画書の書き方】
企画書を一瞥すると、その人がチャンスを掴めるかつかめないかがわかる。
◆一流の企画書は内容より、まずは見やすさに命をかける
企画書に内容をビッシリと詰め込む人がいるが、これだけはやめたほうがいい。
なぜならそんなにビッシリと詰め込んでも相手は読む気が失せるからだ。
企画書で面白いのは作成者が一流になればなるほど文字数が少なくなり、三流になればなるほど文字が多くなるということだ。
作成者が一流になればなるほど企画書が薄く、三流になればなるほど分厚くなるということだ。
どうして三流は文字数が多くて分厚い企画書を作りたがるのか。
それはコンプレックスからである。
「自分は三流と思われないように、文字数が多くて分厚い企画書で賢く見られたい!」という願望が裏目に出てしまい、より三流さを際立たせているのだ。
一流のコンサルティング会社や広告代理店の企画書は、例外なくシンプルかつ見やすい。
中には1シートに3行までしかメッセージを入れず、文字数まで指定されている会社もある。
あなたも企画書を読む側になればわかるように、見やすい企画書は助かるはずだ。
何が助かるかと言えば、貴重な時間を盗まれないのが助かる。
そして何よりも見やすい企画書は結論を出しやすい。
仮に見やすい企画書でボツになったとしても、次のチャンスをもらえる。
ところが文字数が多くて分厚い企画書でボツになると、次のチャンスはもらえない。
企画書は内容より、まずは見やすさに命をかけよう。
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